恋愛勝負 ~Love★Game~





「…ストーカー?」




放課後の帰り道。



「え。ひどっ!!」



テンション高めなアイツが何故か隣を歩いてる。

早歩きしても、その長い足に敵うはずもなく。

それどころか、あっちがわざわざゆっくり歩いているようにも思えてしまった。





「レディを一人にはできないからね♪」





こいつには何を言ってもムダ。

あたしの中の誰かがそう言った。

でもこのままにしてはおけない…。




足を止めた。