笑顔でバッサリと切る彼女、莉奈。 オーラが…すごい。 「無理?」 天使笑顔を崩さない直も直。 見えない何かバリアを固めている。 「本当は天使なんかじゃない。」 「……」 「裏は悪魔。ちがう?」 探偵並みの推理。 そうです。 大当たりです、探偵。 「そうだとしたら?」 直から笑顔が消えた。 顔、瞳、そしてオーラまでも悪魔に豹変する。 うるさくなる鼓動。 「知りたいの。」