「どこまで…って…」 頭の中で昨日の空が浮かぶ。 白い壁。 悪魔の直。 熱い舌が入ってきて… 一瞬一瞬を思い出す度に頬は赤くなってく。 「ドカンっ!!」 ついに噴火。 「え、そんなにスゴイのっ!?」 莉奈は莉奈で妄想ワールドを繰り広げているらしい。 「あー、私も彼氏ほし~!!」 つくる気ならいくらでも出来るでしょ、莉奈なら。 あたしは出来ない理由を知ってるから何も言わない。