「せやけど?」 答えたのは会長だった。 やっぱり。 「あの、いつから…?」 1つ知ってしまうと、もっともっと知りたくなる。 「中2。あ、3年やったかな?」 「…中3。」 曖昧に言う会長を直が訂正した。 「そやそや。前はもっと可愛え奴やったのに、なぁ?」 直にふるけど全く反応を見せない。 「そうなんですか…」 変な空気の中、あたしは適当な相槌をうった。