「…奈緒」 ん? 「あ゛」 黒い。 直のオーラが限りなく黒い。 そのドス黒いオーラにあたしは“後悔”という感情をおぼえた。 「いやぁ…その…えっと…」 手を前に出し、視線を泳がせる。 ひぇぇっ(泣´Д`)ギャ 「男に可愛いなんて言うたらアカンて」 会長もやれやれと言う。 「特に直には、な。」 視線をあたしから直に移してニヤリと笑った。 でも真剣な感じがした。