とりあえず止めなきゃ…だよね? あたしはすぅーっと大きく息を吸って 「2人共もうおしまいっ!!」 叫んだ。 いきなり大きな声を出したからか、2人は目を丸くしていた。 会長にいたっては、あの高速まばたきを見せている。 なんか急におとなしくなっちゃって… なんていうか… 「可愛い…」 心の声が言葉として空に舞う。 直の頬がヒクついたことに私は気付いていなかった…。