恋愛勝負 ~Love★Game~





「い、今のナシッ!!」



一応言ってみるけど…







「だーめ♪」




そう言って抱きしめてきた。


何気に長身の直の中にあたしはスッポリ収まってしまった。





「ちょッ…!!」




抵抗するも、離してはくれない。

ジタバタする自分が恥ずかしくなってきた。


でも。



今のアタシにはそうして誤魔化すしかなかった。

胸の音がうるさい。



直に聞こえてませんよーに!!