自転車小屋に向かって歩いていると笑い声が聞こえてきた。

…高梨君の声?!

女の子の声もする…
誰?!


私はとっさに見えないように隠れてしまった。


高梨君と女の子は自転車に乗って行ってしまった…


女の子は…あの時見た元カノだった。


何で一緒に帰るの?
用って元カノと帰ること…


何で…


どぉして…





私はその場からしばらく動けなかった。