「私、帰らなきゃ。高梨君また明日ね。」

気まずい空気に耐えきれず、私が帰ろうとしたら…

「待って!」
って腕をつかまれてしまった。


「綾瀬さん、俺…綾瀬さんが好きです。綾瀬さんは俺じゃダメですか。俺は綾瀬さんじゃないとダメなんです。」


胸がドキンとした。

告白されたのは初めてじゃないけど、

こんなにドキンとしたことはなかった。


高梨君のこと、嫌いじゃない。

むしろ好き。

けどラブの好きかわからない…どぉしたらいいんだろ。