「また明日ね!」

美波も高橋君と帰って行った。

きづけば、ほとんどの部員が帰って行ってた。


「結衣、帰ろっか!」

「うん。」

私も吏玖と帰ることにした。


「また明日な!」

吏玖が残ってた佐野君達に声をかけた。

「オゥ!また明日!マネージャーも!お疲れさまでした!」

「うん。また明日ね!」


私は吏玖に寄り道せずに家まで送って貰った。


「気を付けて帰ってね!」

「また明日な!」


今日は吏玖も試合で疲れてるし、明日も朝早いから、選手権の間はなるべく体を休めることを約束してる。


本当は送って貰うのもやめようって言ったけど、吏玖が送るって言ってくれた。

少しでも一緒にいたいからって。

私は幸せだな…