自主練を終えた吏玖が迎えにきてくれて一緒に帰った。


吏玖と一緒に帰ることが当たり前になってる。



「吏玖は明日何の競技に出るの?」


「俺はクラス対抗リレーだけしか出ないよ。面倒だったし。」


「そっかぁ。私もクラス対抗に出るんだよね…かなり嫌。」


「ってか、200メートルも走れるの?」

「…最近走ってないからやばいと思う。どんどん嫌になってきた。」


「まぁ、頑張って走りきることだな。俺も転ばんようにしよ。」


吏玖と話しながら不安感は積もる一方。

何とかなるかな…


明日も一緒に帰る事を約束して、吏玖は私を家に送り届けて帰って行った。