目を開けると私はベッドの上で、隣に吏玖の寝顔があった。

しちゃったんだよね…

恥ずかしくなってきた。

ベッドから出て急いで服を着た。


時計を見ると5時過ぎだった。

思ってたより寝てなかったみたいだ。



「もう服着たの?残念…」


吏玖が起きた。

吏玖もベッドから出て服を着はじめた。

「結衣。体どう?大丈夫?」


「うん、多分大丈夫…かな。」

本当は少し違和感があったり、膝が笑ってる感じなんだけどね。

「俺、今すっごい幸せな気分だよ。」


吏玖はそう言うと抱きしめてくれた。

私も幸せだよ。