放課後。


なぜか図書室には麻美の彼氏の章斗君と藤君がいた。


「章斗、何で藤君とここにいるの?!」

「俺は教室で勉強しようと思ってたんだけど、藤が図書室行こうってうるさくてさ。」


「みんなで勉強した方が楽しいでしょ!」

章斗君と藤君が同じクラスだって事を忘れてた。


麻美は私の顔を見て、
「どうする?」
って困った顔をしてる。


内心は断りたいけど断れるわけない。


「一緒でも大丈夫だよ。」
そう言う事しかできなかった。