翌日。 「あのー…」 後ろから声がして振り返ると…そこにはショートでボブっぽいヘアの可愛らしい女の子が後ろに座っていた。 「荒沢 有紀さんだっけ? わたし新井沙織!! よろしくね!」 ニコッと微笑むその…沙織ちゃんはそれだけ言うとそそくさどこかに行ってしまった。 …友達になれるかな。 あたしはあの子と友達になりたいと思った…。