「ジン」 「はい?」 「アリス様、ジンを貸してもらって宜しいでしょうか?」 「ええ」 クオンがジンを呼び出した。 「・・で、・・から、この・・」 廊下で話すジン達。 ジンはクオンの話にこくりこくりと頷くだけだった。