―一年後 「ジン、お茶」 「畏まりました」 ―パチン 「レモンティーでございます」 「・・・レモン?」 「っあ」 「っあ、じゃないわよ!私に一年も付いてて私の好き嫌いもわからないの!?」 「も、申し訳ございません」 ―ガシャン 私はレモンティーを床に投げつけた。 「出てって!レンを呼びなさい」 「でも・・・」 「命令よ。レンを呼びなさい!」 「か、畏まりました」