「街を守るためよ。守るためには糞虫は必要ない」








「・・・ぃっで」



「ハア?」

「ふざけないでぇ!」
















―バシッ










私はメウの頬を叩いた。
















「った!」







「最低最悪の女王様ね!貴方みたいな人が、国を守ろうなんてよく言えるわ」
















メウの顔が一瞬にして真っ赤になった。


















「何なの!?この、無礼者め!」


















「ルラ様!」