私を鋭い眼でじろじろ見る。 「あの・・・」 「こんな地味な子が女王?笑っちゃうわ」 「っな・・・」 「ジン。貴方も私の所へ帰ってきたら?こんな子よりも私の方がいいわよ?」 さっきから何言ってるの・・・!? 「・・さっきから「失礼ですが」 ジンさんが私の言葉をさえぎった。 「私は、今はルラ様の召使でございます。私がお守りするのはルラ様だけでございます」