「…?」 きょとんとするジン。 鈍い! 鈍すぎる! 「ッ ジンの体温がないと、私には足りないんだ!!」 アリスが 女王が 何を言っているんだろう。 こんなことを言わせるなんて…! 「…ア、リス…様…」 目をぱちぱちさせるジン。 いかにも驚いている。 「えと、それは…その、私に想いを抱かれているということ…でしょうか?」 「そ、うよ!私は―」 私は 「ジンが好き」