土曜日

未來の家の近所のコンビニで2人は待ち合わせした。車に乗った未來に佐藤は、

『未來ちゃん、どこ行きたい?』

と聞いてきた。


どうやら、今日はデートプランを考えていない模様。

未來は、


『カラオケ』


と言った。


『なーんだ、カラオケか、カラオケなら任せて。』

と佐藤は言った。


未來は地元だから、佐藤がどこに連れて行こうとしてるのか、気付いた、、、。


着いた先はラブホテルだった。

未來はやっぱりな、と思ったが、佐藤に付いて行く。

部屋に入ると佐藤はカラオケを始めた。未來は意外だったが、すぐにカラオケを楽しみだした。


採点を付けての勝負、佐藤は上手かった。な、な、なんと100を出したのでぁる。


未來に勝ち目はなかったが、それでも95点出たので満足した。

カラオケで盛り上がった後はシャワーに入った。

未來と佐藤は別々に入る。

未來がバスルームに入っているときに、バスルームのカーテンを佐藤は開けた。

未来は、


『きゃっ。』


と言ってかがんだ。


佐藤は嬉しそうに笑っている。