「おーおー、見せつけてくれちゃって」 ロビーでカンジさんに抱きしめられたまま見つめ合っていると、背後から声をかけられた。 「あ、タカ」 カンジさんが言うので振り返ると、タカ先輩がタバコに火をつけながらソファに座るところだった。 「そろそろ宴会、お開きらしいぜ。 みんな部屋に戻って、2次会始めるらしい。 おまえらは別に部屋用意するか?」 私は恥ずかしくて声も出せず、すぐにカンジ先輩から離れてうつむいた。 「あー、いやー、真奈美、そろそろもどろっか」 カンジ先輩は、慌てて私の手を引いた。