2009年1月

優姫(ゆき)は悩んでいた。

何に悩んでいるのか

優姫は中学三年生そろそろ願書提出の季節

ほとんどの受験生は志望校を決め勉強している時である

優姫は学費の安い公立高校に行きたいと思い学区では一番偏差値は低いが公立高校の山千高校に行きたかった。

が、しかし12月の模試では『D判定』合格率25%

合格には苦しい判定だった。



そんな優姫にひとつの封筒が送られる
この物語はすべてそこが始まりだった。