キィィィ――― 屋上の重たい扉が開いた。 「待ってた」 悠羽を見て言った。 「何だよ?」 だるそうに答える悠羽。 そりゃそうだよね・・。 でも・・・ 「生まれてきて15年」 「・・・」 「同じ8月18日に生まれてさ」 「・・・」 「ずっと一緒に居たよね」