「流ー宇!」 バスに乗り込むと、片手を上げて大きく手をふる凛の姿があった。 流宇たちは凛たちの元へと急いだ。 「荷物ありがと」 「いいえっ」 荷物は凛が運んでくれた。 「悠羽、座れよ」 「おう。さんきゅ」 窓側に流宇、隣に凛。 後ろの席に悠羽と奏君が座った。