「せっ!先輩っ?!」


『そーですけどー』


「てゆか、何で番号知ってるんですか?!」


驚き慌てて語尾が強くなってしまう。


『俺の後輩にゆずのアド知ってる!

つぅ奴がいましてね~

聞いちゃいましたわけよ』


「あ、そなんだぁ」


誰だ、誰だぁ!


無断で教えたのわぁ…!


まぁ先輩だからいいけどね?


『てことで…


登録しとけよ!』


「えっ!あの!」


『うるせ、黙って登録しとけ!』