「あ、神山じゃん♪」


曲がり角からひょこっと顔が現れる。


「えっ、夏輝君…」


「神山1人なの?」


「う、うんっ!」


「てゆか、俺の名前覚えてくれてたんだぁ」


パッと明るい笑顔で呟く。


「あぁ、うん」


そりゃあ、委員会一緒だし?


それに…チャラいし!


夏輝君はぁ


チャラいけどいい子って気がするからね☆


「置いてくなよなっ!」