『愛してないよ。』


月の光だけが照らすベットの上で私は彼にそう告げる。


その言葉に反応した彼は、綺麗な瞳を細めると激しく私を快楽へと導いた。


「依存してるくせに。」と呟きながら。


そう。


愛してない。


だけど依存してる。


その事実が1番恐ろしい。


彼に依存しきっている私は、彼無しで生きていけない。


そこに気持ちがなくても。


まるでマリファナだ。