俺は電車を出ると急いで悠吾に電話をかけた…


今すぐにでも話をしたい…その気持ちでいっぱいだった…


purururu…


電子音が一定に流れた


「悠吾・・・」


puru...ぷっ


「ハイ…」


「悠吾っ…!!ハァっ」


走りながらの電話…


息が切れる…


「純?……」


「今から…ハっ…!会えるか…桜第一小でっ…」


悠吾は一息つくと…


「ああ…わかった…今から行く…」