【海里Side】
美海と結婚してもう何年経った?
娘2人にも恵まれ、今のオレはこんなに幸せでいいのかと思ってしまう。
昔あんなに女性にヒドイことをしてきたオレがーー…
今、胸の中でまるで子供のように安心しきった表情で眠っている最愛の美海。
彼女もまた、オレに傷つけられた1人。
今でもたまに夢に見てしまう。
ーーー…美海の泣き顔。
散々泣かせてきたのだから、これからはずっとオレの手で笑顔にしてやりたい。
美海を守れるのは、オレだけだから。
「んっ」
「美海?」
寝返りをうって更にオレの胸にすり寄ってくる美海の白いカラダには、昨夜の痕跡が赤々と残っていた。
これはただのオレの独占欲。
美海は自分だけの女だという証。
「目覚めたら美海、怒るだろうな」
その赤い印を指でなぞりながら、思わず苦笑してしまう。
こんな場所に印つけてたら、今日はあのドレス、着れないからな。
昨夜オレが暴走した理由は美海にある。
美海があんな姿を見せるからーー…
美海と結婚してもう何年経った?
娘2人にも恵まれ、今のオレはこんなに幸せでいいのかと思ってしまう。
昔あんなに女性にヒドイことをしてきたオレがーー…
今、胸の中でまるで子供のように安心しきった表情で眠っている最愛の美海。
彼女もまた、オレに傷つけられた1人。
今でもたまに夢に見てしまう。
ーーー…美海の泣き顔。
散々泣かせてきたのだから、これからはずっとオレの手で笑顔にしてやりたい。
美海を守れるのは、オレだけだから。
「んっ」
「美海?」
寝返りをうって更にオレの胸にすり寄ってくる美海の白いカラダには、昨夜の痕跡が赤々と残っていた。
これはただのオレの独占欲。
美海は自分だけの女だという証。
「目覚めたら美海、怒るだろうな」
その赤い印を指でなぞりながら、思わず苦笑してしまう。
こんな場所に印つけてたら、今日はあのドレス、着れないからな。
昨夜オレが暴走した理由は美海にある。
美海があんな姿を見せるからーー…