危険な三角関係。

莱架はだまったまま俯いてた。


少しだけど沈黙が続いた。


「莱架さん。」


沈黙を破ったのはずっと静かに
黙ってみていた流だった。


莱架が少し顔を上げた。


「玲を…私の玲を返してください。」


今までに無い位に落ち着いた口調。


「玲と莱架さんが前に付き合っていた事は
知ってます。その時、私はもう
玲の事が好きでした。でも、莱架さんが
いたから諦めてました。

莱架さんと玲が別れて少し経った時、
あたしは本当の気持ちを
玲に言おうと思いました。
でもその日、玲はあたしが言いたかった事を
言ってくれました。」


流がそこまで言うと


「…玲流があなたの事を好きだと
知ったのは付き合っていた時よ。」


…と、莱架が口を開いた。