俺は座ってるソファのあいてる所を軽く叩いた。


流はちょこんと俺の隣に座った。


俺は、決めていたんだ。


今日、流に本当の気持ち伝えるって。


「流…。」


「ど、どうしたの?お兄ちゃん」


流は俺の決意に気付いてない。


あたりまえだけどさ…


「俺、好きな人が居るんだ。」


「え…?…好きな…ひと??」


「うん。
でもその人、俺の気持ちに気付いてないんだ。
だから、今日伝えようと思うんだ。」


「そ、そうなんだ…」