危険な三角関係。

がちゃ。


「おわったよー」


『おう。サンキューな』


流南は俺の向かい側に座った。


「ねぇ?何で、私のこと助けたの?」


『いや、別に理由はねぇよ。
あぁいうの見たらほっとけないだろ』


ほっとけなかったのは流南だからだ。


「ふ~ん。沢田くんて不思議だね」