家は人に貸し、病院はおじいさんの計らいでわたしの物のまま。 遺産で少しずつ顔を変えていく日々。 少しでもあなたに似るように。 もう2度と会えなくても、寂しくないように。 夜の世界に身を染め出した頃、あなたとの突然の再会。 接待でやってきたあなた。 成長したあなたを見てるだけでよかった。