そして今、俺達はこの無駄に広い草原をウィズの家とやらに向かって歩いてるんだが・・・
ちぃとばかし気になったことがあったから聞いてみるかな
「なぁ、ウィズは何でこんな見渡す限り草原しかない草原にいたんだよ?」
「草原しかない草原・・・、何かおかしくないか?」
「・・・んぁ? いいから質問に答えろ、ゴラァ」
「やっぱキャラ変わってないか・・・?」
「・・・・・・・・・・・・」
「だから無言はやめ・・・・・・まぁ、分かった。答えるよ」
「実は、家でちょっとした『実験』をしてたんだよ」
「実験・・・? 何のだよ」
「・・・絶対に笑わないでくれよ?」
いや、そんなこと言われても
「それは聞いてみねぇと分からんなぁ」
「・・・・・・絵の具の赤と青を混ぜると何色になるか試してたんだ」
──────はぁ?
何言ってんだ、こいつは
言ってるコトが酷すぎて逆に笑えねぇよ・・・
『実験』も何も、んなの紫になるに決まってんじゃねーか
いくら記憶吹っ飛んでても流石にわかるぞ、そんくらい
つーか、答えになってねぇじゃねーか
「なぁ、ウィズ」
「ん、何だ? そうか、分かったぞ! やっぱり笑うんだな!?
だから言いたくなかったんだよぉ・・・」
「俺が、何て聞いたか、ちゃんとわかってるか?」
「え? あぁ、何で俺がここにいたか、だろ?
だからそれは・・・」
「分かってねぇじゃねーかよ!!」
「ぶふぉあぁぁ!!!」
とりあえず殴った
・・・まぁ、一応世話んなるだろーから軽くだけどな
「いや、まだこの話には続きがあるんだよ」
てか立ち直んのはやっ!?
軽くとはいえ殴ったんだぞ?
何で平気なんだ・・・?
「あぁ、そりゃそうだよ。常に身体に魔壁を纏ってるから」
あ、まぁた心読まれたよ
「ま・・・へき・・・・・・?」
「あぁ、そう言えばまだ説明してなかったな。話が逸れちまうが、まぁいっか」
「とりあえず何でもいいから教えてくれ」
「まず・・・」
ちぃとばかし気になったことがあったから聞いてみるかな
「なぁ、ウィズは何でこんな見渡す限り草原しかない草原にいたんだよ?」
「草原しかない草原・・・、何かおかしくないか?」
「・・・んぁ? いいから質問に答えろ、ゴラァ」
「やっぱキャラ変わってないか・・・?」
「・・・・・・・・・・・・」
「だから無言はやめ・・・・・・まぁ、分かった。答えるよ」
「実は、家でちょっとした『実験』をしてたんだよ」
「実験・・・? 何のだよ」
「・・・絶対に笑わないでくれよ?」
いや、そんなこと言われても
「それは聞いてみねぇと分からんなぁ」
「・・・・・・絵の具の赤と青を混ぜると何色になるか試してたんだ」
──────はぁ?
何言ってんだ、こいつは
言ってるコトが酷すぎて逆に笑えねぇよ・・・
『実験』も何も、んなの紫になるに決まってんじゃねーか
いくら記憶吹っ飛んでても流石にわかるぞ、そんくらい
つーか、答えになってねぇじゃねーか
「なぁ、ウィズ」
「ん、何だ? そうか、分かったぞ! やっぱり笑うんだな!?
だから言いたくなかったんだよぉ・・・」
「俺が、何て聞いたか、ちゃんとわかってるか?」
「え? あぁ、何で俺がここにいたか、だろ?
だからそれは・・・」
「分かってねぇじゃねーかよ!!」
「ぶふぉあぁぁ!!!」
とりあえず殴った
・・・まぁ、一応世話んなるだろーから軽くだけどな
「いや、まだこの話には続きがあるんだよ」
てか立ち直んのはやっ!?
軽くとはいえ殴ったんだぞ?
何で平気なんだ・・・?
「あぁ、そりゃそうだよ。常に身体に魔壁を纏ってるから」
あ、まぁた心読まれたよ
「ま・・・へき・・・・・・?」
「あぁ、そう言えばまだ説明してなかったな。話が逸れちまうが、まぁいっか」
「とりあえず何でもいいから教えてくれ」
「まず・・・」
