「仕方がないですね。21時までです。いいですね?」 「ありがとう、神沢!」 「そうと決まれば行くぞ」 すでに、ドアの前にいた彼方さんが手招きしてた。 ドアをくぐり、外に出た。 「その格好目立つな…。よし、着替え行くぞ!」 「ぇえ〜〜〜ッ!?」 強引に手を引き、ポップな服を選んであたしに着せた。 上はピンク水玉のパーカーに、ピースマークのミニスカート。靴はかわいいスニーカー。 「似合ってんじゃねぇか。じゃあこれでいいか…。―――これでお願いします」