「あの、シャワー借りてもいいですか?!」

「シャ、シャワー?あっ、どうぞ」

とまどいながらもどうぞと言ってしまった。

彼女がシャワーを浴びてる間、ちらかった部屋を片付け、コーヒーを入れた。

女性が家のシャワーを使っているなんて考えたらかなり緊張した。

とりあえず正座をしていた。

そこにシャワーを浴び終えた彼女が現れた。

「なーに正座なんかしちゃってんの!」

と言いながら、コーヒーを飲む。

「マッズ!何コレ?!どくだみ茶!?」

「違いますよ!コーヒーです!」

「冗談ですよぉ。驚きました?」

全身の力が抜けた。

「ねえ何歳?」

「19ですけど。」

「へぇ〜。私は22でーす!」