「結希〜!」 「はーい!」 わたしの名前を 呼んだのは 親友の美沙。 「まだ時間あるし語ろー☆」 今日は雨ということで 女子テニス部の練習は いつもより早く終わり みんなが教室に入るまで まだ時間はたっぷりある。 「いいよ〜☆」 そしてわたしと美沙は 席に座って話し始めた。 わたしたちはすっかり 会話に夢中で盛り 上がっていた。 ガラッ