「分かってるよ!!」
「!」
「分かってるけど、この前まであたし、人間不信になりそうで…あんたに分かる?!」
「!ご、ごめん。」
「…」
「大丈夫か?今どこ?」
「家。」
「そっち行こうか?」
「なんで?」
「そーだよなぁ。」
「……ぷっ、」
「え?」
「だよ。あたしこそごめん。」
「…おまえ…好きな奴はこの事、知ってんの?」
「知らない。言ってないし。」
「言えねーよなぁ。」
「うん。」
「なあ、なんかあったら、俺には言えよな。」
「!……ありがと。」
久しぶりの会話に、
(ま、こんなもんだったよね。)
ちょっぴり嬉しい明だった。
哲司が心配してくれていた。
そして、市川も…
何より、
あの書き込みが、市川のものでなかったことが分かったことにホッとしている自分がいる。
一度は受け入れた人なだけに、
憎み合うのは、やはり悲しいこと。
それなら、真犯人は?
(あれはただの悪戯で、イニシャルもテキトーにつくったもんだな、きっと!)
そう考えるのが、やっぱり一番だと思えるようにまでになっていた。
「!」
「分かってるけど、この前まであたし、人間不信になりそうで…あんたに分かる?!」
「!ご、ごめん。」
「…」
「大丈夫か?今どこ?」
「家。」
「そっち行こうか?」
「なんで?」
「そーだよなぁ。」
「……ぷっ、」
「え?」
「だよ。あたしこそごめん。」
「…おまえ…好きな奴はこの事、知ってんの?」
「知らない。言ってないし。」
「言えねーよなぁ。」
「うん。」
「なあ、なんかあったら、俺には言えよな。」
「!……ありがと。」
久しぶりの会話に、
(ま、こんなもんだったよね。)
ちょっぴり嬉しい明だった。
哲司が心配してくれていた。
そして、市川も…
何より、
あの書き込みが、市川のものでなかったことが分かったことにホッとしている自分がいる。
一度は受け入れた人なだけに、
憎み合うのは、やはり悲しいこと。
それなら、真犯人は?
(あれはただの悪戯で、イニシャルもテキトーにつくったもんだな、きっと!)
そう考えるのが、やっぱり一番だと思えるようにまでになっていた。


