*君に贈る詩*


刻刻と更けていく闇に

気付けば心を支配されて

まるでこの世に

一人取り残されたかのように

不安に陥った

でも少しでも夢の中に落ちれば

目が覚めた後には

それは曖昧にぼやけて

晴れ渡った空を見上げれば

何だか透明になれた気がした

大丈夫

上がったり下がったりを

繰り返したって

本当は誰よりも前向きな君を

僕は知っている


from REN