花火大会の会場に着くと、既に沢山の人でいっぱいだった。 「多いな〜皆はぐれちゃだめだよ」 京平が人込みを避けながら言う。 「恋ちゃんに最上大丈夫〜?」 高橋も、後ろの僕らを見て言った。 「大丈夫だよっ、ね」 「ああ。」 恋はこう言ったけど、僕は気付いていた。 右足をかばっている。