夕暮れ。 橙色の世界。 走って、走って、走って。 僕は止まった。 空港を出たはいいものの、恋の家までは遠過ぎる。 …でも、行かなきゃ 僕はまた走り出した。 本能的に、頭では何も考えていない。 走っても、きっと着かないはずの距離。 もし着けたとして何をする訳でもない。 ただ、伝えたいのは好きということ。