「ていうかさ、なんでレナとれんちゃんのクラスはオレらの敵の組なの?」 「そんなこと前から分かってただろ。なんだよ今更」 「だってー」 今日は金曜日。 体育祭の日。 僕たちは朝早くから委員会での準備に追われていた。 「借り物のときの変な道具にー、ハンドボールにー、旗は、旗!」 「こっちあるけど」 「それだ!はあ、まったく朝からこき使いやがって…」 途端に京平は校庭の真ん中に座り込む。 お前は駄々っ子か。 「…とりあえず早く終わらせて席戻ろう」 「…そだな。」