「今日から体育祭の準備を始める。役割分担がいろいろあるんだが、委員長」 先生はそう言うと、隅に座って読書をし始めた。 「…これで最後だな。体育祭終わったら行くんだろ」 京平は、僕に向かって言った。 「…うん。でもまた来年戻って来るから」 「そうだな」 …高橋にも、僕が留学することは伝えた。 普通に、「頑張ってこい」と男前に言われただけだったけど。 でも、でも。 嬉しかったんだ。 …そしてもうすぐ、皆にも伝えなくちゃいけない。 顧問は今日、部活の皆に告げると言った。