「はい解散!」 担任のおかしな挨拶で、今日の授業は終わった。 「レンー!部活行こうぜっ」 鞄を背負いながら京平がこっちに向かってくる。 「おう。」 僕も鞄とシューズを持って、教室を出た。 京平にも言わなくちゃと思っているけど、なかなか言い出せない。 …恋のように言われるのが嫌だからだ。 「…?レン?何ボーッとしてんの」 「…ごめん」 …今日は謝ってばかりだ。