止めようとして息を大きく吸い込んだ時、雅哉の手が口をふさいだ。 こんな状況前にもあったような…。 『…ふっ……ん!』 「お前、稜斗を信じろ。あいつなら絶対浮気なんかしないヤツだから。」 息っ…出来ない! 雅哉、気付いて!あたし病人! ―――あ、鼻から出来た。 ……………。 それより、稜斗を信じろって…たしかに信じてるけどさ、あんまり信用出来ない。 ぱさっ…… 布が床に落ちる音がした。 やだぁ…浮気現場なんかに遭遇したくなんかなかったのに…。 稜斗…耐えて!