『痛っ…!何すんのよ!?』
腕がちぎれちゃいそうじゃん!
ほんと痛いんだからね!
「いいから静かにしろよ。隆介さんにばれるだろ?」
隆介さんにばれる?
なんのこと?
いきなり目の前が暗くなって、
「唯ちゃん。そこにいるんだろ?早く行こう………ってなんで稜斗?」
そこには隆介さんがいた。
「あー…ばれちった…。」
『ねぇ、稜斗は何がしたかったの?』
聞いてみたら、耳元で「後で話す」って囁かれた。
気になるなぁー。
……つか、隆介さんの目の前でなにやってんの!?
うわぁ…軽くやばい気が…。
隆介さんに見られたじゃん!!
稜斗のばかぁ…。
「あはは。二人共仲いいね。」
ほら!
何してくれてんのよっ。

