「は?さぼりに来たんだろ?もうちょっといなよ。てか、俺らと遊ぼうよ。」
頭おかしいのかなこの人…。遊ぶ訳ないじゃん。
『遊ぶ訳ないじゃ…「なにして遊ぶんですか?」』
え?ちょっ…奈留何いってんの!?
「んートランプとか?お菓子もあるし。」
「あたしトランプ好きです!唯も好きだよね!」
あたしも好きだけど…きっと…遊んだ後あたしらも食べられちゃうよ…。
「唯…お願い!彼氏できるかもだから!」
奈留が小さな声で耳打ちしてきた。
あぁ…そーいうこと…。
『でも、なんか危なそうじゃん。』
「いざというときは逃げていいからさ。ね?」
しょーがないなー。
ほんとは嫌なんだけど。
『今回だけだからね…。』
「ありがとー!唯大好きっ!」

