キスの魔術師



恭介が言ってくれたら言おうと思った。

でもやっぱりもう待てない。

あたしの性格的にね。


……短気だから…≪笑





おかゆを食べ終わると、おぼんにのせて恭介は1階へ下りた。


そしてしばらくすると、あたしの部屋に戻ってきた。




「元気になっても熱は下がってないでしょ。寝ときな?」



恭介はものすごく優しい声でそう言ってくれた。

だけどあたしは座ったまま、言った。



『恭介。………こっち来てここに座って?』



あたしは、恭介にベッドの上に座るように指示した。



「?……わかった」



ちょっと不思議がっていたけど、恭介はちゃんと座った。