ある昼下がりの屋上

木之下くんの事件があってから、屋上に足を運ぶ人は激変した。
原因は木之下の霊が出るとか、死の場所とかたくさんある。

その向かい側の立ち入り禁止の屋上に彼女と彼は居た。

この二人は

青春もしない

希望ももたない

学園ドラマみたいな恋愛もしない

夢がない

そんな彼らは

生きることの疑問と

人間に対しての不信感が強すぎた

片方は友達もいなく
誰も寄せ付けない彼女と

友達はたくさん居て
偽善者の彼の

異常な趣味の話である。