朝目が覚めるとお前の姿はなく、リビングのテーブルの上に紙切れ一枚置いてある。 「…………あの馬鹿」 紙切れには、出て行く事と百合の事が書かれていた。何故お前が出て行くんだ。出て行く必要までないだろうが…。 嫌な予感とは…この事だったんだな。仕事が終わる時間に空港行くか…。 手間かけさせる女。どうしようもねぇ女。そんな女に惚れた俺も…どうしようもねぇな。